全国の旅と名湯を巡る(Ⅲ)

北海道の北の果てから沖縄まで、旅と湯めぐり

タイトル画は別府の鉄輪温泉   北海道知床の野趣満点「カムイワッカの湯」と本州南端;鹿児島指宿温泉の「砂湯」

旭岳温泉 湯元湧駒荘


岳温泉 湯元湧駒荘


   
  大雪山連峰の主峰・旭岳(標高2,291m)、北海道最高峰。








親戚の旭川東神楽町)から
大雪山山系の西側に位置する
旭岳山麓までは30分少々来てしまった。 

そして、山麓のロープウェイから姿見の駅へ。


好天に恵まれて大雪山系の最高峰でもある
「旭岳」の勇姿が鮮明に望まれた。
第一展望台から順次、眺望、
野鳥のさえずりや高山植物を楽しみながら姿見の池周辺を散策した。


帰りに、雄大な山々が聳える大雪山連峰の中でも、
最も高い標高を誇るという旭岳山麓に点在する温泉地を訪ねた。


瀟洒な温泉宿が点在しているが、
その中の一つ湯元・湧駒荘である。

「日本秘湯を守る会」にも指定されているこの宿は、
自然の大岩を建物で囲ったダイナミックな
大浴場や木で造られた浴槽など、
自然環境をそのまま活かした宿で評判だと言う。

 
玄関には三笠宮高松宮などの
宮様が立寄ったとされる看板が立ち、
ロビーは木のぬくもりを大切にした広々とした空間で、
旭岳の火山岩を使ったという暖炉を設置し、
宿泊客がのんびりくつろげるようになっている。


天然の木と石で作られた大浴場は、
自然をそのまま生かした浴槽で、
露天風呂も旭岳の大きな石を使った岩風呂が良く、
五種類の泉質を楽しんだ。


  

  




  
  湯元 湧駒荘の風呂と露天風呂(別館・日帰り)



日帰り入浴施設は別館の「神々の湯」といい、
木と自然石をふんだんに使った気持ちのいい浴槽である。
 
温泉・風呂は文句無く素晴らしい。

お湯は正真正銘、掛け流しの天然温泉で、
透明感のある透き通った綺麗な湯である。

泉質はバラエティに富んでいて、
マグネシウムを含む正苦味泉、
カルシウムを含む石膏泉、鉄を含む明礬泉、
炭酸水素塩泉など。

これらが加水・加温無しで
すべての風呂にかけ流しで注がれているのである。

源泉温度は概して低め、それが加温無しで注がれるので、
浴槽の温度は33度から最高で42度と全体に温めになっている。


大正3年に発見された源泉を含めて
敷地内の5本の源泉が使われていて
(合計300リットル以上/分)、
これらは風呂場から至近の範囲にある。

尚、「神々の湯」は、
一年を通して露天風呂の利用が可能であるが、
本館露天風呂は冬季は湯温が低いため利用できない。

本館の日帰り入浴は
別館・神々の湯とは別料金となっていて、
大人1名1,500円、利用時間は13:00~17:00となっている。



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